アクリルパネルでどんな可能性があるのか、
新しい提案をしてみたい。

PERSON 03

本社工場 製造部 R.I. 2008年入社

現在の仕事内容

Q1 - JOB DESCRIPTION

主に水槽用パネルの製造と現場施工を担当しています。製造では主に研磨、切削、成形などの作業に携わっており、さらに工程全体を見渡して手の足りない部門のサポートを行っています。
仕事の上で大切にしていることは、事故を起こさないことと、施工ミスを起こさないこと。製造も現場施工も決められたやり方があり、その通りに行うことが基本ですが、施工では現場が想定していた状況と違っていることも多々あります。そのような場合は、本社の設計部に的確に状況を伝え、確認しながら進めることが自分の役目だと考えています。
水槽用パネルの他、アート作品の制作にも携わっています。設計図がなく、作家の言葉からイメージを汲み取り、手加工で制作した作品もありました。水槽用パネルとは違う工房の手づくり的な製作方法で面白いですね。

印象に残っている仕事

Q2 - IMPRESSIVE WORK

2012年にチャイムロング横琴海洋王国(中国)のドーム型の水槽用パネルを製造したことが印象に残っています。直径12mと巨大なため、港から直接船に積載できるように神戸のポートアイランドに臨時の作業場を作りました。港の一角をコンテナで囲い、テントを張った作業場は電気も通っていません。そのため発電機を用いてアクリルパネルを高温に加熱して成形や加工を行いました。耐火服や耐熱服を身につけ灼熱の中での作業は大変でしたが、当時の会長(初代社長・敷山哲洋)の陣頭指揮のもと、加工と鉄鋼の精鋭が集まって取り組んだ一大プロジェクトで、思い出に残っています。

将来に向けた目標やビジョン

Q3 - FUTURE GOALS

現在は水槽用パネルの製造と施工をメインに仕事をしていますが、水族館のデザインや設計からコスト管理、施工まで全て自分でできるようになりたいと思っています。
アクリルパネルでどんな可能性があるのか、生き物の生態を勉強しながら新しい提案をしてみたいですね。たとえば、クジラが泳ぐ水槽のような、誰もがびっくりする夢のある水族館が実現できればうれしいです。

NIPPURAの魅力

Q4 - ATTRACTION

ものづくりが好きで、聞けば答えてくれるプロがたくさんいることが魅力です。アクリルパネルの加工や塗装のプロはもちろんのこと、絵が得意な人、木彫が趣味の人など、NIPPURAには個性的な人たちが集まっています。趣味で作っているものもクオリティがとても高い。仕事以外でも「アクリルパネルでこういうものを作ってみよう」とアイデアを出し合って楽しんでいます。

職場の雰囲気

Q5 - WORKPLACE ATMOSPHERE

自分が主体的になれば応えてくれる先輩・後輩が多く、どんなことでも聞きやすい雰囲気です。
30代~50代が働く工場は、ものづくりに携わる大きなファミリーのような感覚です。また、ここ4~5年は1年間のうち半分ほど現場施工で出張していましたが、夜はみんなで集まって飲むことも多くありました。
入社したときには60代の大先輩も多くおり、作業がうまくできないときには声をかけてくれたり、面倒を見てくれたりと助けてもらいました。その恩返しとして、これから入社する方には緊張しないような職場づくりができればと思っています。

Time Schedule

  • 8:20

    朝礼
    工場長とその日の工程を確認します。

  • AM

    手の足りていない工程の作業をサポートしながら包括的な
    工程管理を担当しています。
    また、工場長に代わって事務作業をしたり、新規のプロジェクトの準備では営業的な仕事も行ったりしています。

  • 12:00

    昼休憩
    みんなで乗り合わせて近くのうどん屋に食べにいきます。

  • PM

    業務
    午前からの業務を引き続き行います。

  • 17:15

    退社

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